インプラント治療のしくみについて

インプラントは、これまであった自然の歯を失った際に、入れ歯や差し歯、インプラントという治療の選択肢の一つとして挙げられます。
インプラントの特徴は、顎の骨の部分にインプラントを入れて結合させ、その上に人工の歯をつけるという治療法です。
この治療法により、顎の外観に変化が出ることなく、自然の歯にとても近いかたちで食事を始めとした生活が送れます。

インプラントを行う場合、まず歯科で体質や希望といったカウンセリングや、インプラントが受けられるかといった審査が行われます。
歯科ではその審査で、レントゲン検査を行います。
レントゲン検査により、顎の骨の状態を調べ、どのような方法で手術を行っていくかを決めていきます。

インプラントの場合、顎の骨の状態により、骨の移植を伴うこともあります。
また、多くの歯のインプラントを行う場合は、オールオンフォー、あるいはオールオンシックスといった治療法があります。
これは十本前後の歯のインプラントを行う場合、四本または六本のインプラントを行うだけで、十本前後の歯を揃えられる治療法になります。
インプラントの手術は、フィクスチャーという人工歯根の埋め込みになり、状態により30分から3時間くらいの時間が掛かります。

手術後には、抗生物質や痛み止めが処方されます。
出血を促すような運動やアルコールの摂取、熱いお風呂に浸かるなどは避けます。
消毒や抜歯を行い、治癒期間を置きます。

治癒期間とは、インプラントが顎の骨と結合するまでの期間で、3ヶ月から6ヶ月ほど掛かります。
その後アバットメントという連結部分を装着し、その上に上部構造である人工の歯を装着します。
インプラントの治療が終了した後は、医師の指示に従い定期健診を受けます。

インプラント治療の期間は長いですが、インプラントの大きな利点は、きちんとケアを行えば、半永久的に自分の歯として使っていける点です。
尚、インプラントを行う前に、心配な点などがあれば医師に相談しましょう。
インプラントに体質や、ニーズが合っているかを確認しておくと安心です。